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川村 昌嗣 院長

MASAHIDE KAWAMURA

地域のかかりつけ医としてプライマリ・ケアを重視
患者さんの考え方の指導や生活習慣の改善もおこなう

慶應義塾大学医学部卒業後、内科学教室入局。財団法人神奈川警友会警友総合病院内科勤務。慶應義塾大学医学部老年科、神奈川警友会けいゆう病院健診科にて診療をおこなう。大臣官房会計課医員、慶応義塾厚⽣⼥⼦看護短期⼤学⾮常勤講師等の業務も過去において兼任。2012年、川村内科診療所を開設(平沼橋駅より徒歩約10分)。

川村 昌嗣 院長

川村 昌嗣 院長

川村内科診療所

横浜市西区/岡野/平沼橋駅

  • ●内科
  • ●老年内科

幅広いプライマリ・ケアができる医師を目指す

川村 昌嗣 院長

父親が医師をしていたので、周囲には私が将来医師になるのは当たり前という空気があり、私自身も漠然とそう考えていました。 高校時代に漠然としたまま医師を目指すことに疑問を感じていましたが、体調を崩した母を治療している父の姿を見て、大切な人を最後まで対応できる仕事である医師になる決心をしたのが、浪人してからでした。
もともと無医村で診療することを念頭に置いて医学を学んでいたため、1人で幅広い診療ができる医師になりたいと考えていました。慶應義塾大学卒業後は、内科医になるか、当時日本では知る人もほとんどいないプライマリ・ケア医になるか悩みました。リウマチ内科の教授からのすすめもあり、幅広い医療を学ぶため大学の内科学教室に入局し、内科全般の専門知識や技術を習得し、一般病院であるけいゆう病院で実地医療を習得し、慶應大学に新設された老年科に帰局。そこで人間ドックの業務を行いながら予防医学の知識を研鑽し、⼤⾂官房会計課医員、メットライフ⽣命(旧アリコジャパン)メディカルディレクター、慶応義塾厚⽣⼥⼦看護短期⼤学⾮常勤講師等の業務を行うことにより、より幅広い知識を身につけました。その後、みなとみらいに移転したけいゆう病院で人間ドックの業務と内科外来業務を10年程行った後、2012年、川村内科診療所を開設しました。
1人で全てができるようになりたいという意識は今でもあり、常にさまざまな診療科目の勉強会に出席し、最新の知見を吸収するようにしています。また、経験に基づいた独自の治療も探求しており、痛みを軽減する治療法『IT(痛いの痛いの飛んで行け)療法』が学会でも高い評価を頂いています。教科書に書かれていない疾患の詳細な情報を患者さんの治療過程において収集し、分析し、患者さん一人一人に最適と思われる治療法を探し続けています。

健康診断から予防接種、日々の生活習慣の指導までおこなう

川村 昌嗣 院長

当院の診療科目は内科一般。日頃の体調管理から個々の疾患の治療、各種検査や健康診断、予防接種などの予防医療まで地域のかかりつけ医として診療しています。
基本的な治療方針は、今まで行っていた健康に悪い生活習慣を見直してもらい、努力と我慢をせずに、より健康的な生活が自然とできるように、患者さん自身の価値観や考え方を変えてもらうための情報提供をまず行い、必要に応じて、投薬治療を行っていくという考えです。
また、レントゲンや心電図、血液検査、尿検査は当院でできますが、それ以外の検査は、地域の基幹病院と連携を取って行っております。より詳細な検査や入院などが必要な場合にはけいゆう病院や横浜市民病院、慶應義塾大学病院、横浜市大病院、みなと赤十字病院、聖隷横浜病院、保土ヶ谷中央病院や国立がんセンターなどの病院と連携し治療をおこなっています。どんな悩みでも気軽にご相談いただける「地域の医師」として幅広い医療を提供していきたいと考えています。

価値観を変えると生活が変わる

川村 昌嗣 院長

生活習慣病は、好きなことをやりすぎてしまったために異常値をきたしたり、いろいろな臓器に負担をかけて病気になるものです。好きなことをやってはいけないと考えるのではなく、より質の良い楽しみ方を探して、実践していただきたいのです。
例えば、刺身が好きで毎日食べていると考えてみてください。今目の前に大間産の本マグロの一番おいしい所で、一切れ3000円もする高価なものが二切れプレゼントされたと考えてみてください。いつもの刺身と同じ食べ方をされますか? 恐らく、付ける醤油を減らし、少しずつゆっくり噛みながらじっくり味わって食べられるのではないでしょうか? 『好きな物だからたくさん食べたい』という考えを、『高価で希少価値のあるものだから、じっくり味わって食べないと損』と考え方を変えてみて下さい。おそらく今までとは異なる食べ方をする自分がいるはずです。ゆっくり味わい続けられるように小さく切って、じっくり噛んで、噛んでいる食感や、口触り、唾液で消化しながら舌の味蕾で味の変化を楽しんでいる自分がいませんか? 意識や考える立場を変えるだけで今までとは異なる行動をとる自分がいるはずです。価値観と考え方、モノの見方を変えるだけで、努力と我慢をしなくても、自然に生活習慣を変えることができるのです。
身体を動かすことも、患者さんの状況に応じて、座ったままできる運動・動作、寝たままでもできることなどを指導させていただいています。慢性疼痛を改善する『IT(痛いの痛いの飛んで行け)療法』を行い、効果がある方には、自分でできる方法を指導したり、姿勢矯正やダイエットのために開発したベルトをおすすめすることもあります。また、各種健康雑誌に掲載された、ダイエット方法や食事の仕方などは、自分のホームページにも掲載していますし、書籍も数冊出版させてもらい、その内三冊は、台湾、香港、中国で翻訳されております。
私自身、喘息、顔面神経麻痺(右左一回ずつ)、脂質異常症、高尿酸血症、アレルギー性鼻炎や食物アレルギーなどの病気があり、自分の身体に起こった変化や治療による体の調子の変化を確認してきました。この経験を踏まえ、目の前の患者さんの治療においてこれから起こりえる経過をお話しして、治療にあたっています。またレントゲンやCTなど検査の後には画像を見てもらいながら、正常な構造とどこがどう違って見えるのかを具体的にご説明するようにしています。

教科書だけに頼らず、患者さんから教わる、自分で気付くことを大切にする

医学の教科書には比較的多くみられる症状や検査所見が書かれています。それはそれでとても参考になるのですが、教科書通りの典型的な症例は少なく、人によって症状の程度や経過も異なりますし、患者さんの表現も様々です。咳という症状も、いがらっぽくてしてしまう咳、痒くて出る咳、咳をすると楽になる気がしてする咳、痰が不快で痰を出そうとする咳、痰がこみあげてくる咳、話す際に咳き込んでしまう咳など幾つかの機序で咳が出ていますが、その違いを聞き取ることができれば、絞り込むべき疾患が異なってきます。自分自身が咳をするときの状況、来院された患者んの咳の情報を集めることにより、咳から考える疾患が異なり、行うべき検査も変わってくるし、治療方法も変わってくる可能性があります。したがって、診療では患者さんが先生だと考え、患者さんからお話を聞くことによって、病気や症状の違いを教えてもらっていると思っています。

これから受診される患者さんへ

テレビや雑誌でも健康・疾患特集は繰り返し報道されていますが、一部分を強調してしまうために、誤解を与えてしまう報道も少なくありません。健康のために行っていることが、不健康の原因となっている場合も少なくありません。その人にあった、生活の仕方、モノの見方、考え方・価値観の変更を提案していきますので、体の調子が悪い、生活習慣を改善して健康になりたい、健康に不安があるといった方はご相談ください。また、セカンドオピニオンもお受けしています。他の病院に通院してもなかなか良くならない、話を聞いてくれない、異常はなかったようだが説明が分からないといったお悩みがある方もお気軽に足を運んでください。地域のかかりつけ医として健康維持のお力になれればと考えています。

※上記記事は2019年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

川村 昌嗣 院長 MEMO

総合内科専門医

  • 出身地:高知県
  • 趣味:ジェフ・ベック(ギタリスト)の音源集め・演奏鑑賞、隠された歴史の研究
  • 好きな本:歴史小説、推理小説、医学書
  • 好きな映画・俳優:ジャッキー・チェン、中国武侠映画
  • 座右の銘:患者さんは先生
  • 好きな音楽:ロック、ジャズ
  • 好きな場所:自宅

グラフで見る『川村 昌嗣 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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